結婚相談NPOスタッフブログ
今日はNPOについて正しい知識を持っていただきたく、昨日に続き「とても大事なNPOについてのおはなし(2)」を書いていきたいと思います。
まだ、前回の投稿をご覧になっていない方は「とても大事なNPOについてのおはなし(1)」を先にお読みください。
今回はNPOの種類につきまして‥NPOにはザックリとですが以下の四種類が有ります。
- 任意団体のNPO(営利団体でいう所の個人事業)
- 都道府県に属する「認証NPO法人」
- 内閣府に属する「認証NPO法人」
- 認定NPO法人
別に任意団体だからレベルが低いですとか、認証法人だからレベルが高いという訳ではありませんが、
責任という意味では認証法人か任意団体かで変わってきます。例外的に認定NPO法人だけはかなり厳しい(主に公益性の)審査を通過しているNPOなので一段階レベルが上だといえるでしょう。私も前までは意識していませんでしたが、認定NPO法人は「認定です!」と積極的にアピールしています。
都道府県に属する認証NPO法人と内閣府に属するそれとの差は事務所が単一都道府県に収まっているか、いないか?です。複数の都道府県に事務所が有る場合は内閣府認証のNPO法人となります。ここで少し話が脱線しますが、「内閣府認証」は上級感がある為、地方にいる友人のアパートなどを登録して悪事に使う心無い団体がいるという噂を良く耳にします。あくまで噂レベルですが、「うちは内閣府認証です!」とうたっている団体には少し気をつけた方が良いでしょう。「内閣府認証」は「内閣府お墨付き」とは異なるのです。実際、都道府県か内閣府か?で認証の難しさはさして変わらないと聞きます。
今回、設立いたしました結婚相談NPOは現在、東京都に認証申請中ですので、認証が許可される(であろう)数ヶ月先までは任意団体のNPOです。
認証NPO法人になるには、各種書類を提出して数ヶ月の縦覧期間を経なければなりません。
この縦覧期間というのは、「何か結婚相談NPOとかいうNPOが認証を申請しているけど、怪しくないのか?何をやろうとするのかチェックしなければ!」と感じられた方が書類をチェック出来る仕組みです。
東京都の場合、縦覧は都庁の第一本庁舎27階、生活文化局都民生活部管理法人課NPO法人係もしくはこちらのWebサイト(上の申請法人・団体情報メニュー)から可能です。
政治にオンブズマンがあるように、今後はNPOにもチェック機関の充実が求められます。ご興味がありましたら覗いてみてください!
オマケ:新宿に寄ったついでに縦覧してきました。これはその時の写真です。名前等の記入が必要ですが団体名を伝えるとパーティションに囲われたブースで縦覧が可能です。係りの方、ありがとうございました!
次回に続きます。
結婚相談NPOの影山です。
このたび結婚相談所を開設するにあたりましてかなり勉強を要しましたが、一番、手強かったのは馴染みの無かったNPO関連でした。そして、一番マズいなぁ‥と思ったのは世の中のNPOに対する認識のズレです。
これは真面目にNPOを運営されている方は悩み続けている問題で、先輩方が訴え続けられているのですが、私も自分なりに簡単にまとめる事にしました。初心者用ですが今後、少子高齢化による税収の落ち込みによって行政サービスは収束せざるを得ないといわれておりますので、NPOの立場は自然と重要に、身近になってくるでしょう。
日本の将来を見据える意味で重要なポイントを含みますので是非、お読みください。同時に私の知識は読み聞きから得たものですので、間違い等ございましたらご指摘いただければ助かります。
まず、日本で正式にNPOが発足したのはNPO法の施行があった1998年で、1995年に起きた阪神・淡路大震災の際に全国から集まったボランティアの中に(残念ながら)少なくない数の素行のよろしく無い集団が混ざっており、責任所在の把握が困難であった事に起因したと聞いています。
それ以前もNPOを名乗る団体ではありましたが、それは法によって定義されたものでは無いという事になります。
ここで重要なのはNPOという存在はまだ歴史が浅く、今も発展途上だという事です。事実、NPO法も改正されています。問題と感じたNPOの活動がありましたら是非管理している都道府県や内閣府に報告をしましょう。皆様の報告が将来につながります!
NPOは「Non-Profit Organization」の略で直訳すると良く耳にする「非営利団体」となります。ここで誤解が生まれていると思うのですが、「ボランティア団体」と「非営利団体」は異なります。
ボランティア団体は基本活動費用が自腹もしくは寄付を原資に対象者に無償でサービスを提供する団体、非営利団体は有償でサービスを提供するけれども利益を特定人物のふところに入れずに次の活動に繋げる原資とする団体です。この循環を見張る為に通常の営利企業には無い「事業計画などの提出」が必須となっていると私は認識しています。
NPOはボランティアでは無いので商売をしていけない訳では無く、「むしろ商売をして寄付に頼らずに自団体内で継続力を持つ」というのが正しい解釈です。
私も「確かに低価格だけどNPOだったら無料にすべきでは?」と既に何度か聞かれましたが、これは誤解です。繰り返しになりますが、助成金に頼る非営利団体は本来有るべき姿では無く、「寄付や助成に頼らず、自助努力でなんとか人の為に役立ち続けよう!」というのが正しいNPOの姿勢だと思います。
このお話は少し長くなるので本日はこのあたりで‥乱文、中途半端で申し訳ございませんが、次回も引き続きお付き合いをお願いします。
皆さん始めまして!非営利団体、結婚相談NPOが運営する結婚相談所、「ブライダルサポーター」が2013/6/17、遂にオープンしました!メインスタッフ男性2名に加え、非常勤女性1名が近々参加する予定です。
オープン直後ですがちゃんと日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟いたしましたので、全国の加盟店と現時点で総勢48,000名超の会員様をご紹介いたします!
はじめまして!
結婚相談NPOの影山と申します。結婚相談NPOが運営する結婚相談所、ブライダルサポーターも来週の月曜日(2013/6/17)がプレオープン予定日となりました。結婚関連のソーシャルビジネスですので「大安」といきたいところでしたが、「先勝」という事で良しとしました。
ホームページ開設に先駆けて結婚相談業開始に伴う準備に追われる毎日でしたがようやく時間が作れるようになってきましたので、これまでの経過をお話する為にも少し時間を巻き戻しながらブログを開始する事にしました。
婚活や仲人業に限らず、ソーシャルビジネスやNPOの進むべき道などを少し緩めに書きますが、よろしくお願いいたします。なお、基本的にアメブロと同内容です。